
IoTによる工場の見える化システム「Nazca Neo Linka(ナスカ・ネオ・リンカ)」に新機能をリリース!
作業者が意識することなく、作業設備からのRFIDデータ自動取得を実現。
これにより、より正確な作業工数の獲得が可能に!
株式会社ゴードーソリューション(新明和ソフトテクノロジ株式会社の100%出資子会社、本社:静岡県浜松市、 代表取締役:熊谷 弘之、以下、「ゴードー」と記載)は、IoTによる工場の見える化システム「Nazca Neo Linka(ナスカ・ネオ・リンカ)」をV2.5にバージョンアップし、RFIDを利用した作業者の自動工数取得機能の強化版、Excel形式の日報自動生成機能および加工生産管理機能の強化版を4月11日にリリースしました。
3つのバージョンアップ内容のご紹介
1.生産方式や機械配置に合った運用方法が選択可能に
「Nazca Neo Linka」は、工場にある様々な生産設備の稼働データを自動で取得し、リアルタイムにWebブラウザ上で表示します。 さらに、RFIDやバーコードなどのセンシング機器を使って取得した作業担当者別の作業時間や加工物情報など、製造にかかわる様々なデータを複合的に管理・集計することができます。
今回のバージョンアップでは、製造現場から頂いた声をもとにRFIDによる作業者工数の取得方法を拡充し、工場の生産方式や機械配置に合った運用方法を選べるようになりました。
RFIDを使った作業工数の取得について
作業者が身に着けたRFIDタグを、機械などに取り付けたRFIDアンテナが読み取ることで、
作業者の工数を自動取得します。
これまでは、作業場の入退室時など、作業者が「意識的に」RFIDアンテナにタグを読み取らせる方法で
工数を取得していましたが、今回のバージョンアップにより、RFIDアンテナの読み取り範囲から
一定時間離脱した時点で作業終了を判断する方法も選べるようになりました。
「無意識下で」RFIDタグを読み取りたい場合に最適です。
タグの読み取り忘れもなくなり、作業者に負担を掛けずに工数を自動取得できます。
RFIDを使ったデータ取得は、作業指示書にも応用できます。作業指示書にRFIDタグを貼付すれば
「どの機械で、誰が、何の作業を、何時間していたか」を自動取得できます
2.日報ファイルへのデータ連携に対応!Excel上のボタンひとつで簡単日報作成
Excel形式の日報フォーマットに連携ボタンを設置可能に(個別カスタマイズ)
機械や各種センシング機器から取得した実績データをExcel上の日報ファイルにボタンひとつで反映できます。
日報に記入する項目や取りまとめ方法は会社ごとに異なりますが、
今回のバージョンアップでは様々な日報形態に対応できるよう、実績データの外部出力機能を強化しました。
こちらは個別カスタマイズでのご提供となりますので、詳しくはお問い合わせください。
3.加工生産管理機能を強化!
サイクルタイム(C/T)とマシンタイム(M/T)の算出が可能に
加工生産管理機能では、加工計画に対する生産個数の達成状況をリアルタイムで確認することができます。
今回のバージョンアップでは、従来の個数管理と合わせて1つの製品の生産にかかったサイクルタイム(C/T)と
マシンタイム(M/T)の算出が可能になりました。
自社の運用に合わせサイクルタイムとマシンタイムの算出条件を設定できます
● サイクルタイム(C/T)・・・ 工程開始から完了までの1サイクルにかかった時間
● マシンタイム(M/T)・・・・ 機械の加工時間
Excel形式での計画値の取り込みに対応
csv形式に加えてExcel形式でも計画値を取り込めるようになりました。
csv変換不要で計画値を一括入力できます。
実績値の手動入力に対応
自動取得した生産個数に対して不良品などの理由で最終値に違いがあった際に、
手動で数値を修正できるようになりました。
※Nazca Neo Linkaの詳細はこちら
※Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。