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IoTによる工場の見える化システム『Nazca Neo Linka』新機能リリース!遠隔パラメータ変更と非稼働要因分析が可能に

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IoTによる工場の見える化システム『Nazca Neo Linka』新機能リリース!遠隔パラメータ変更と非稼働要因分析が可能に

工作機械を止めずに遠隔から設定変更を可能にする「設備パラメータ設定」機能と、
生産設備の非稼働要因分析を可能にする「手動入力」機能を新たにリリース!

― 製造現場の声から生まれた新機能で、工場の省人化・自動化&生産性向上を後押しします ―

株式会社ゴードーソリューション(新明和ソフトテクノロジ株式会社の100%出資子会社、本社:静岡県浜松市、 代表取締役:熊谷 弘之、以下、「ゴードー」と記載)は、IoTによる工場の見える化システム『Nazca Neo Linka (ナスカ・ネオ・リンカ)』をV2.7にバージョンアップし、新機能「設備パラメータ設定」と、「手動入力」を8月21日にリリースします。

Nazca Neo Linkaは、工作機械(CNC)や制御装置(PLC)などの各種生産設備からデータを自動的に収集し、稼働状況の遠隔監視や実績データの分析を可能にする製造業向けIoTシステムです。
 今回のバージョンアップでは、収集したデータの活用から一歩踏み出し、設備の操作パネルで行っていた設定変更作業を遠隔から可能にする「設備パラメータ設定」機能で、工場の省人化・自動化を促進します。さらに、生産設備の非稼働要因を正確かつ簡単に分析できる「手動入力」機能を追加し、工場の生産性向上を支援します。

新機能 ①: 「設備パラメータ設定」機能 〈工作機械を止めずに遠隔から設定変更を可能に!〉

この機能は、工作機械と産業用ロボットを使って製造ラインを自動化している製造現場の要望から実現しました。一般的に工作機械を使った加工では、出来上がった製品が指定されたサイズに加工できているかを測定し、必要に応じて工作機械の工具補正値設定を変更しながら加工を行います。また、産業用ロボットを使った製造ラインでは、人とロボットが接触して事故が起きないよう、安全柵を設置することが義務付けられています。

従来は、工作機械の工具補正値を変更するために産業用ロボットを停止し、人が安全柵の中に入って工作機械の前まで行き、設定を変更する必要がありました。工具補正値の変更は一日に数回発生し、その度に製造ラインを一度止めるため、時間のロスと手間が発生していました。

新機能「設備パラメータ設定」では、Nazca Neo Linkaと接続した生産設備※1※2の設定値をNazca Neo Linkaの画面上から遠隔で変更することができます。製造ラインを止めることなく、パソコンやタブレットから設定を変更できるので、手間と停止時間のロスを減らし、生産効率を高めることができます。

NazcaNeoLinka_V2.7_01設備パラメータ設定.png

※1:ファナック社製CNCに対応(2023年8月時点)。ファナック社製CNCとのEthernet通信には、「FOCAS1」または「FOCAS2」が必要となります。
※2:対応設備については順次拡大予定です。

新機能 ②: 「手動入力」機能 〈生産設備の非稼働要因をより正確に、手軽に分析!〉

製造業において生産設備の稼働率は経営に直結します。稼働率を上げるには、設備が停止している「非稼働要因」を洗い出し、取り除いていくことが重要です。しかし、設備の停止理由は様々です。設備トラブルやメンテナンス以外にも、設備の設定変更や材料の取り換え、作業ミスに起因するもの、教育や休憩など、詳細な停止理由をすべて設備から自動収集することは不可能です。また、作業者の手書き情報では、時間の記録が曖昧になったり、人によって記録方法にムラが出てしまったり、集計にも手間がかかります。

新機能の「手動入力」では、Nazca Neo Linkaに接続した生産設備から自動収集した停止時間に対して、詳細な停止理由をボタンひとつで簡単に記録することができます。蓄積したデータを日・週・月など任意の期間で集計し、設備の停止理由ごとの停止時間や停止回数を素早く確認できます

NazcaNeoLinka_V2.7_02手動入力.png

この機能は、非稼働要因分析を正確に、手軽に実現したいという製造現場の要望から実現しました。設備から自動収集した実績データと、作業者による手動入力情報のハイブリッドな運用で、手間をかけず、より正確な稼働状況把握と非稼働要因分析を可能にします。 

その他の機能拡充について:
今回のバージョンアップでは、新機能に加えて従来の機能を一部改良しています。

「稼働監視」機能の画面デザイン
リアルタイムでの稼働状況がより視覚的に分かりやすくなるよう、稼働監視画面デザインを全面リニューアルしました。設備名やステータス・アラーム情報など、表示する各項目の文字サイズや、設備画像の有無をユーザーが自由に調整できるようになりました。

NazcaNeoLinka_V2.7_03稼働監視画面.png

今回の新機能や改良は、Nazca Neo Linkaを活用しているお客様の要望にお応えする形で実現しました。今後も実用的な機能を提供し、製造現場を支援してまいります。

 

1.システム構成イメージと価格:
Nazca Neo Linkaは、生産設備やセンシング機器からのデータ収集と稼働監視機能をベースに、稼働管理・原価管理・加工生産管理など、必要な機能をユーザーの課題や要望に合わせて拡張できます。

■ システムの構成イメージ
NazcaNeoLinka_V2.7_04システム構成イメージ.png

■ Nazca Neo Linka 価格(税込)
NazcaNeoLinka_V2.7_05価格表.png

※1:接続に必要なハードウェアと導入作業の費用が別途必要です。
※2:最小契約単位は1年からとなります。
※3:NCプログラム送受信用ソフト「NAZCA5 DNC」と連携することにより、Nazca Neo Linkaの画面上で、NCプログラムの通信操作が可能になります。「NAZCA5 DNC」の価格と詳細については、ゴードーソリューションのホームページをご覧いただくか、お問い合わせください。

2.リリース日:2023年8月21日

3.販売目標:年間10社への導入

4.その他: 
・Nazca Neo Linkaの詳細はこちら(https://www.stec.co.jp/nazca.html
・サイボウズ、kintoneの名称およびそのロゴは、サイボウズ株式会社の登録商標または商標です。
・SK VMSの名称およびそのロゴは、株式会社システム・ケイの登録商標または商標です。

※仕様および画面は、製品改良のため予告なく変更する場合がございます。
※記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。



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