新明和ソフトテクノロジ株式会社

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育成プロジェクト

協働ロボットを軸に学びと経験を広げる、
若手社員向け育成プロジェクト「 ROBOT Lab 」

協働ロボット(人と同じ空間で作業可能)



新明和ソフトテクノロジは、製造業向けITソリューションで培った知見を活かし、ロボットSier事業への本格参入を進めています。

その第一歩として設立されたのが、若手社員が主体となって取り組む育成プロジェクト『 ROBOT Lab 』です。ここでは協働ロボットを研究テーマとし、実践的に技術力と課題解決力を養います。

ROBOT Labでの学びのプロセス


プロセス

プロジェクト参加者インタビュー
Profile

A.M 2021年入社

デジタルシステム部 開発1グループ DXユニット

ロボット参加期間/役割:

・2023年1月~2023年6月 第1期(メンバーとして参加)
・2023年8月~2024年3月 第2期(リーダーとして参加)
・2024年9月~2025年3月 第3期(リーダーとして参加)

 

若手の挑戦を応援する実践型プロジェクト

Q1:  ROBOT Labはどのような制度で、どのような活動をする場なのか、ご自身の体験を踏まえて教えてください。

ROBOT Labは、若手が主役になってテーマを決めて、自由に挑戦できる制度なんです。展示会で得たアイデアをもとに、「こんなロボットを動かしてみたいね」ってみんなで話し合いながら、プログラムや仕組みを自分たちで考えていきました。

実際の配線や設置、安全面まで全部自分たちでやるから、すごく実践的なんですよね。「やらされてる」じゃなくて、「やってる」っていう感覚がすごくあって。
正直、最初は難しそうだなと思ったけど、自分たちで考えて形にしていくのが本当に楽しかったです。

“育てる”じゃなく“一緒に未来をつくる”

Q2:  会社がROBOT Labを立ち上げた目的を、実際の活動を通じてどのように感じましたか?

 

ROBOT Labって、若手が挑戦できる場を会社が本気で用意してくれてるんだなって感じました。最初は「ロボット面白そう」くらいの気持ちで入ったんですけど、やってみるとゴールの設定からプログラムの中身まで、全部自分たちで考えていく必要があって。

だから、ただの研修みたいな感じじゃなくて、本当に自分たちのプロジェクトっていう感覚でした。もともと会社として、ロボットや製造業のIT化に力を入れていて、その第一歩として、若手が楽しみながら成長できる場をつくってくれてるんだと思います。

そういう会社の想いが、活動の自由度とか挑戦のしやすさにもつながってる気がします。

“動いた瞬間”の喜びは、今でも忘れられません

Q3:  印象に残っているチャレンジや、特に苦労した経験があれば教えてください。

いちばん印象に残っているのは、 ROBOT Labとして初めて展示会に出展したときのことです。社外でロボットを動かすのは初めてだったので、「本当に動くかな…」という不安がありました。
実際、会場で電源を入れてみたら、一部の部品がズレていて、うまく動かなくて焦ったことを鮮明に覚えています(笑)

原因を探って、何度も試して、どうにか本番までに動く状態に持っていけたときは、心からホッとしました。自分たちで考えて準備して、現場で調整して、外部に披露する。あの経験は、 ROBOT Labだからこそできた、本当に貴重なチャレンジだったと思います。

安心して取り組める周りのサポート

Q4:  ROBOT Labでのチーム活動を通じて、どのようなことを感じましたか?

ROBOT Labの活動では、うまく動かない日や予想外のトラブルに直面することもありました。

でも、社長の「失敗してもいいからやってみましょう」という言葉があったからこそ、前向きに取り組めたんです。困ったときには、先輩や周囲のメンバーが自然に声をかけてくれて、一緒に考えてくれる。そんな雰囲気に支えられながら、「まずやってみること」が怖くなくなりました。

リーダーになってからは、メンバーの意見を聞きながらチームの進行を考える場面も増え、報告しやすい空気をつくる大切さにも気づきました。ロボットの知識だけでなく、人と協力して進める力が身についたのは、チームでの挑戦があったからだと思います。

与えられるのではなく、自分で答えをつくる。

Q5:  自分なりに工夫したことや「正解がない中で考える難しさとおもしろさ」を感じた場面があれば教えてください。

ROBOT Labの活動って、あらかじめ正解が用意されているわけじゃないんです。だからこそ、「どうやったらうまくいくか?」を、自分たちでとことん考えなきゃいけなくて。

たとえばプログラムの調整ひとつとっても、吸着の強さや動作の順番、スピード…細かい要素が全部結果に影響するんです。最初は「答えがないこと」が難しく感じたんですけど、今はむしろそれがおもしろいなって。

試してみて、うまくいかなかったら直して、少しずつ形にしていく。その過程で「正解をつくる力」が身についた気がします。

挑戦を重ねた分だけ、できることが増えていった。

Q6:  ROBOT Labでの取り組みを通じて、自身の成長を実感したことがあれば教えてください。

ROBOT Labに参加する前は、「知識も経験もない私にできるのかな…」っていう不安もあったんです。

でも、展示会に出展したり、いろんなプログラムを作っていく中で、「こういうときはこう動かせばいいかも」って、自分で考えて試せるようになってきて。少しずつですが、できることが増えていくのが実感できて、それがすごくうれしかったです。

最近では、後輩に説明する場面も増えてきて、「人に教えられるくらい成長できたのかな」って感じることもありました。技術的な面だけじゃなくて、自信を持って行動できるようになったことも、大きな変化だと思います。

次は、あなたの番です。

Q7:  今後、 ROBOT Labで挑戦してほしいテーマや、後輩へのメッセージがあれば教えてください。

次の期でROBOT Labからは卒業し、後輩にバトンタッチする予定です。

今後挑戦してほしいテーマは、現在、社内で導入済みの3Dカメラを活用したロボットのデモ作成です。カメラで物体の位置を読み取り、どこにあってもロボットが取りに行けるような、より実務に近いシステムの開発にチャレンジしてもらえたら嬉しいです。

ロボットや電気の知識がなくても、「やってみたい」という気持ちさえあれば十分です。私自身もゼロからのスタートでしたが、挑戦を重ねることで少しずつスキルアップできました。力仕事もほぼなく、女性でも挑戦しやすいので、男女問わずものづくりに興味がある人は大歓迎です。

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