お知らせ
Nazca Neo Linka とは
Nazca Neo Linkaは工作機械やPLC(制御装置)などの工場設備や、RFIDを用いたヒトの動きなど、工場のありとあらゆるヒト・モノの稼働状況をリアルタイムで監視し、データ収集する製造工場向けのIoTシステムです。生産設備の動作データを収集し、解析・可視化することによって運転状況や異常検知等の情報を把握することが可能です。また、稼働監視だけでなく生産設備の稼働時間も表示できるため、予防保全やトラブル予知にも役立ちます。さらに異常検知機能により、機械の故障やトラブルをリアルタイムで確認することで、停止時間の削減に貢献し、生産性の向上にもつながります。お客様のニーズに合わせてカスタマイズも可能です。
Nazca Neo Linka の特長
特長その1
メーカーや年式問わず、工場にある様々な生産設備から稼働データの収集が可能
Nazca Neo Linkaは監視対象、収集対象を選びません。古い設備でもご相談ください!メーカーや新旧問わず、工場にある様々な機械のデータ収集が可能です。
また、RFIDなどを用いて、工場のヒトの動きのデータ収集も実現し、作業員の作業効率化にも貢献します。
特長その2
収集データを複合的に管理!製造関連システムへの連携で集めたデータを無駄にしません。
高度なデータ収集機能により、機械や設備などから収集したデータを複合的に管理できます。このデータ管理により、受注管理や工程管理などの上位システムに活用することが可能です。柔軟にカスタマイズができるため、様々な製造関連システムへデータ連携が可能です。
特長その3
工作機械の稼働監視に強い!工作機械の稼働効率化ならお任せ
工作機械を止めずに工具補正値や工具寿命カウンタといった工作機械のパラメータをタブレットやスマホから変更できるため、停止時間のロスと手間を削減できます。
さらに、工作機械を動かすNCプログラムの入出力・管理までNazca Neo Linkaで実現できます。Nazca Neo Linka画面上で、複数人でNCプログラムを同時に編集・送信することが可能。また、NCプログラムの使用履歴や変更履歴を工場内で簡単に共有できます。
特長その4
一目で分かる画面デザイン。タッチパネルで遠隔操作、稼働状態を把握
機械の稼働状態をリアルタイムで収集し、WEBブラウザ上で監視できます。
また、タブレット・スマートフォンにも対応しており、遠隔から異常停止などの問題に早期対応できます。タッチ操作に対応した先進的なユーザーインターフェースで、誰でもスマホ感覚で操作できます。
Nazca Neo Linka 導入のメリット
Nazca Neo Linka を導入することで多くのメリットを享受できます!
「ムリ、ムダ、ムラ」の排除、生産性の向上、競争力の強化を実現!
設備の稼働率UP
稼働状況・段取り・異常等をリアルタイムに検知するので設備の非稼働時間をできるだけ削減し、設備稼働率UPへ
効率的な加工産計画により生産効率UP
稼働率を把握し機械の稼働率UP
効率的な加工生産計画が可能に
コスト削減
正確な実績集計から高精度な原価管理を実現。メンテナンスコストなどの削減へ
日報など業務の標準化を実現
作業日報ネタはLinkaから取得
作業者任せを排除し、業務の標準化を実現
低予算からスタート
計画的な導入が可能
監視対象を1台から徐々に増やすなどスモールスタートが可能
計画的な導入を実現
カスタマイズ可能。収集したデータの活用へ
カスタマイズ可能なため収集したデータを製造に関わるシステムへ連携し活用が可能
更なる生産効率UPへ
導入事例紹介
「Nazca Neo Linka」を導入したお客様の事例をご紹介します。
機械の稼働率を勤務時間の50%超に!
多品種少量生産で生産進捗率の見える化を実現し、稼働率向上へ
― 田村技研工業株式会社
- Linkaで抽出されるデータを活用し、機械ごとに生産進捗率を把握
- 工場のボトルネックが見つかり、今後は定量の改善に挑戦
kintone × Linkaで,1日90分の作業ロスをゼロに!
加工機の稼働データから生産管理までを実現した町工場
― 有限会社 相馬シャーリング
- Linkaとkintoneを連携したことで、社員の誰でも生産進捗を把握
- 作業効率化により、浮かせた時間を社員のスキルアップの時間に
稼働状況の見える化で稼働率が5%アップ!
kintone連携によりDXと新事業創出にも貢献
― 有限会社 野澤鉄工
- メーカー・年式問わず 既存の工作機械と接続できたことがLinka導入の決め手
- 稼働状況の見える化はDXへの第一歩、 今後は生産管理というネクストステップへ
Nazca Neo Linka の6つの基本機能
Nazca Neo Linkaは、解決したい課題やご要望に合わせて機能を組み合わせてご提案します。
1.稼働監視
機械の稼働データを収集し、いつでも確認できます
工作機械やPLCの稼働データをリアルタイムに収集し、パソコンやスマートフォンを使って、いつでもどこからでも稼働状況を確認できます。機械のステータス変化を知らせるメール機能通知により、異常停止など状況対応の早期化が期待できます。また設備から自動収集した稼働データに対して、自動では収集できない設備データを手動で入力し、記録も可能です。これにより、より詳しい稼働状況を記録できます。
2.稼働管理
任意の期間で稼働実績を集計・分析できます
機械の稼働データを蓄積し、任意の期間における稼働率・累積稼働時間。アラーム回数などの算出を行えます。また、ボタンひとつで、収集した稼働データからExcel形式の日報ファイルを作成できます。これにより、日報作成の手間を削減し、業務改善に活用できます。
3.原価管理
自動で製造原価を算出できます
製造番号や図面番号ごとの加工費や設備の消費電力量など、原価管理に必要な数値を算出し、集計して確認できます。正確な稼働データによる高精度な原価管理を可能にします。
4.加工生産管理
加工の計画と実績を対比できます
加工計画に対する実績(生産個数)の達成状況をリアルタイムに確認できます。過去の実績を再利用することで、リードタイムを見積もることができます。
5.設備パラメータ設定
遠隔から工作機械のパラメータ設定ができる
工具補正値や工具寿命カウンタなどの、工作機械のパラメータ値を機械や製造ラインを止めずに離れた場所から変更できます。
これにより、現場に行く手間や停止時間のロスを削減できます。
6.NCプログラム通信操作/NCプログラム管理
複数人同時でNCプログラムを送受信でき、更に工場内のNCプログラムを一元管理できる
NCプログラ送受信用ソフト「ナスカ・プロ マルチ通信」と連携することで、NCプログラムの送受信や編集が可能です。複数人で同時操作ができ、タブレットやスマートフォンからも操作が可能です。
また、工場内にあるNCプログラムの変更履歴や使用履歴を共有・管理できます。さらに、「加工済み」「検証済み」「未検証」といったステータスが一目で分かるよう表示できるので、NCプログラムの取り間違いを防ぎます。
新明和ソフトテクノロジのサービス
新明和ソフトテクノロジでは、Nazca Neo Linkaを製造業の皆様に安心して導入いただけるサービスを提供しております。導入まで不安な方、システムのノウハウに不安な方、ぜひ、新明和ソフトテクノロジにご相談ください。また、新明和ソフトテクノロジでは、現場で工作機械を動かしながら、図面を確認いただける仕組みもご用意しております。製造業のIT子会社だからできる、特別なサービスをぜひ、ご覧くださいませ。